日光東照宮動物園

日光東照宮という「動物園」(1)


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表門の虎

家康の生まれ年の干支が寅だったことから、東照宮内にはたくさんの虎の彫刻があります。表門長押の蛙股(Ωのような形の部分)にもいますね。で、その中のこれ↓も実は虎なのです。白い豹に見えるかもしれませんが、当時の日本では虎も豹も見た人はおらず、斑点のあるこの生き物は「雌の虎」だと思われていました。なのでこれは「豹と虎」ではなく「雌雄の虎」なのです。











「日光東照宮平成の大修理」で、2017年夏には陽明門、神厩舎の猿、眠り猫などの「有名どころ」の修復が完了しました。この写真を撮った時点では表門はまだ手つかずでした。
しかし、修復後の神厩舎の猿や陽明門を見るにつけ、これでいいのかなあ、と思います。
表門がこれからどんな風に修復されるのか、非常に気になるところです。



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