御水舎の飛龍
表門を潜って左手奥にあるのが御水舎。ここには水龍(羽のような鰭を持つ龍)がいます。
御水舎を守るので水龍……これは分かりやすいですね。
また、これは「飛龍」であり、口から火を吐くので身体が熱く、その冷却のためには大量の水が必要⇒下には逆巻く波模様⇒水の守り神⇒水舎に……という説明もあります。
飛龍と水龍は同じものだ、という人もいて、かつての想像上の獣については、今も諸説あるようですね。
朝鮮鐘の象
御水舎を過ぎて鳥居をくぐると、その先右手に朝鮮鐘があります。奥の院宝塔に備えられた三具足と同様、朝鮮国使による奉納です。その鐘を吊している鐘楼の屋根四方に木鼻の象が……。
象だと思うのだが、耳は小さい。下を向いているのが印象的