クイズ部創設のお知らせ
森水学園第三分校・国語科担当の
鵯田つぐみです。
「ゴージュン式英語塾」でたった一人の生徒だった凡太くんと郷センセのやりとりで、
郷センセ: それにしても、凡太はプロ野球詳しいんだな。好きなのか?
凡太: 野球は下手っすけど、クイズが好きなんです。プロ野球のこととかオリンピックのことなんかはクイズの問題によく出るから、覚えるんです。
……というのを覚えていますでしょうか。
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このやりとりがきっかけで、凡太くんが課外活動として新しく「クイズ部」を作りました。
顧問はもちろん郷順治センセです。郷センセは当初は「やだよ、そんなの。めんどくせえ」と嫌がっていましたが、ご自分の惚け具合が日々進んでいることもあり、惚け防止のためにやってみるか……と、重い腰を上げました。
ゴージュン式英語塾はなんとか30回以上続きましたが、クイズ部の活動はどうなるんでしょうか。
みなさんも一緒に参加しながら見守ってください。
郷センセ: あ~、クイズ部……ねえ……。で、部員は凡太ひとりか。しゃあねえな。で、どんなことしたいんだ?
クイズ問題を作って、多くの人たちに解いてもらいたいです。
例えばどんな問題?
こんなのはどうでしょう。
グループA:東京 千葉 北海道
グループB:東京 宮城 福岡
グループC:埼玉 大阪 兵庫
グループD:愛知 広島 神奈川
……さて、なんでしょう?
なんだそれ。クイズとしての体裁ができてないよ。「さて、なんでしょう」じゃ問題にならない。で、なんなの?
プロ野球球団の本拠地なんですが、Aはチーム名が「人」(巨人、海兵隊員、戦士)で、Bは「鳥」(ツバメ、金色鷲、鷹)で、Cは「哺乳類動物」(ライオン、バッファロー、虎)、、Dは「その他」(龍、鯉、「浜+星」の造語)……。
はい、ダメ~~! 全然ダメ~。
ひねった割につまらないし、東京が2つも出てくるのもひどすぎ。答えに「その他」っていうグループがあるのもスマートじゃない。最悪なのは、プロ野球に興味がない人にとっては、答えを教えてもらってもカタルシスを得られないってところかな。
カタルシス?
「精神浄化」なんて訳されるけど、要するに気持ちがスッキリして快感を感じるってこと。
この問題を多少変更するとすれば、
……かな。これならかなりクイズとしての体裁ができてる。
東京が2つ出てくるかっこ悪さもちょっと隠されたし。
あ~、なるほど~! ……です。
グループ分けクイズの代表は「ある/なし」クイズだけど、例えば、こんなのはどうだ?
う~~ん。難しいですね~
(5分経過)
分からんかぁ? わりといい問題だけどなあ。じゃあ、もう少しヒントな。
分かりませ~ん! 降参です。
あ~、もうじれったいな。特別大サービスな。「ある/ない」というよりは「いる/いない」かな。
赤はいるけど、白はいない?
ついでにいえば、青はいる。あと、最後の大出血サービスとしては、「ドイツ人の○○」はいるけど「日本人の○○」はいない。
あ~!! 分かりました~!!
よかったよかった。じゃあ、今日はここまで!